こんにちは!あみです🌷
支援の手立て編
3つ目になりました。
クラスには、
本当に色々な子がいるなぁと
記事を書いていて実感します。
そして、
私が書いた記事を読んでくださっている
あなた!
本当に子ども思いのいい先生です💫
通常級には30人の子どもたちがいます。
一人に構っている余裕はない。
そう言っている先生も実は少なくありません。
気持ちは痛いほどわかります。
でも、
担任が気になる子に寄り添わなかったら、
誰がその子の味方になってくれるのでしょう。
子どもたちは、
担任の先生の言動を細かく見ています。
気になる子への態度が、
腫れ物に触るような扱いだったり、
まるでいないかのように扱ったら、
周りの子達も同じ接し方をします。
なんとか気になる子にとって
居心地の良い教室にしたい。
今の自分じゃわからないけれど、
誰か詳しい人に学ぼう!
そう思って行動できるあなたは、
本当に教師の鏡です✨
ぜひ、行動できた自分に自信をもって
子どもたちと関わってください。
さて、今回は
「集中が続かない子」への支援の手立てです。
・授業が始まって2分後には手遊び…
・話終わってすぐに「先生何すればいいですか」
・個人の学習が始まっても何もできない
私がこれまで担任したクラスには、
毎年このような子がいました。
✅なぜ手立てが必要なのか?
✅具体的な支援の手立て
✅今すぐできること
の3点でお伝えしていきますね。
✅なぜ手立てが必要なのか?
人間ですので、
集中力には限界があります。
ただ、
人が話している途中に他のことをしていたり、
今言ったことを聞き返されると、
話をしている相手は「は?」と思いますよね。
人間関係にも影響してきます。
子どもたちは、
6年間で学んだことを生かして
自分の力で進んでいきます。
集中力に限界があったとしても、
どう上手に使うかを知っておくことで
やるべき時に集中力を使い、
メリハリのある生活を送ることができるのです。
だから、
集中できる時間をできるだけ伸ばす、
または、集中力を上手に使う方法を
先生が支援することで身につけていく必要があります。
では、
✅具体的な支援の手立て について見ていきましょう。
①「いつまでに」「何を」するのか伝える
すぐ近くのゴールがないから集中が途切れます。
教科書○ページを開きます。30秒!
この問題を5分で解きます。
ポイントは、
シングルタスクにすることです。
「ノートにめあてを書いて、教科書○ページを開く」
は、一度に複数の指示が出るので、
集中が途切れる原因になります。
一つの指示で一つの行動をする、
そこに時間のゴールをつけることで、
短い時間で効率よく集中することができます。
子どもの様子を見て、徐々に時間を伸ばしていくことができます。
②意図的に名前を呼ぶ
「~さんどこまで書いた?」
「おっ!~さん読み終えたね」
クラスの子どもの名前をあえて活動中に呟きます。
気になる子だけでなく、
まんべんなく色々な子の名前を。
名前を呼ばれることで、
あっ、そうだった!今やるんだった!という意識を
取り戻します。
ここで気をつけたいのは、
「注意にならない」ことです。
あくまでも、「進度の確認」「できたことを認める」
というプラスな声かけにしていくことを
私も意識しています。
③バリエーションに富んだ活動を設定する
学習の仕方には、さまざまな方法があります。
・読む
・書く
・聞く
・話す
これらの活動を、短時間で行う活動を設定します。
飽きる暇をなくすイメージです。
例えば、
新出漢字の練習。
訓読みを言います。画数を数えます。
↓
先生の書いた手本を指さします。
↓
空書きします。
↓
漢字ドリルに書きます。
↓
書き終えたらその漢字を使った問題を作ります。
このような流れを、
毎回同じように行なっていくと、
だんだんと個別に声をかけずとも
自力でできる時間が増えてきます。
ここまで読んでくださったみなさんは、
気になる子だけに集中力のトレーニングをする…
のではなく、
クラス全体への指示の出し方を工夫している
ということに気づいたと思います。
集中を持続させるための
特別なトレーニング法は、
ありません。
日々の活動に
少しでも取り組みやすい仕掛けを
取り入れる。
そして、
継続することが
やるべき時に集中力を発揮する手立て
だと私は思います。
最後に、
✅今すぐにできること は、
その日、その時間の授業で
「何を」するか
子どもの活動レベルで確認してみること です。
私たちは、
指導者側の活動で確認しがちです。
学習指導案で言う、
「教師の手立て」の欄ですね。
もちろん大切なのですが、
まずは
「児童の活動」だと思います。
ここをきちんと整理していくことで
「教師の手立て」なのかなと思います。
日々忙しいですが、
子どもがどんな活動をするのか、
書き出してみましょう。
活動は、書くだけ
になっていませんか?
聞くだけになっていませんか?
書き出しておけば、
余計なことをしなくて済みます。
活動の偏りにも気づけます。
先生の頭の中を整理して
授業に臨んでみてください。
いかがでしたでしょうか?
書いてみて、
自分の集中力もあまり続かないよなあと
思っていました😅
子どもの気持ちがよくわかります笑
最後まで読んでくださって
ありがとうございました!