気になる子の支援ロードマップ①〜アセスメント〜



こんにちは!あみです🌷



この記事を開いてくれたあなた!

「アセスメントって何?」と

思われたのではないでしょうか🧐



アセスメントとは、



目の前の子についての情報を集めて整理分析し

その子の実態を理解するプロセス



のことです。




今まさに目の前にいる

気になる子を

思い浮かべてみてください。




あなたは、

その子の行動や学習に困っています。



どうしたら

行動が改善するでしょうか?

その子がもっと楽しく過ごすことができるでしょうか?




パッと答えが出てこなかった人は、

ぜひアセスメントの方法を知りましょう。



アセスメントの方法を学ぶことで

目の前の子について

多面的に深く理解することができます。



子どもに対する深い理解は、

その子との信頼関係に繋がります。

クラスでも安心して過ごすことができます☺️



この方法を知らないと、

どの子とも表面的な付き合いになり

大人として信頼されなくなってしまいます💧



ぜひ最後まで読んで、

子どもたちを深く理解できる先生に

なりましょう!🔥




今回は



✅先生が子どもたちをみる「視点」

✅具体的なアセスメントの方法

✅今すぐ実践できること



の3つをお伝えしていきます。




まず、

✅子どもたちをみる「視点」について。




あなたは、

気になる子や配慮を要する子のことを

他の先生に話す時、


どんな言葉を使っていますか?



わたしは、



「Aさんがすぐに友達とトラブルを起こして、

困っているんです。やめてほしいです。」



「Bさんは授業中ぜんぜん集中しなくて

困ってます。どうにかしてほしいです。」



と話していました。




「困っている」のは

「自分」だったんです。




今思えば、

その子のせいにして

自分の行動や原因から目を背けていました。




この視点では、

その子のことを深く知ろうとか、

もっと理解しようという考えさえ浮かびません。




「困っている」のは

「子ども」

なんですね。




この子は困っている。

担任として自分には何ができるのだろう?

どうしたらこの子が楽しく過ごせるだろう?



そんな視点で

子どもを見てみてください。



きっと見える世界が

ガラッと変わります🌎




次に、

✅アセスメントの方法についてです。



その子の発達段階を知るためには、

専門機関を利用する方法があります。



知能検査や心理検査、

医学的検査を受けるという方法です。



知能指数(IQ)や、

言語発達などの指数が数字で出るので、

客観的に把握できます。



注意点としては、

保護者の同意が必ず必要ですので、

担任ひとりで判断はしません。



各学校の特別支援コーディネーター、

管理職に相談し、



保護者の同意を得た上で

専門機関に検査の申し込みをします。




では、

担任が普段できるアセスメントは?



3つあります。



①学習の状況を整理・分析すること



テストの点数のように数値化できるものから

普段の学習での得意不得意を書き出します。



専科の先生が担当されている教科は

その先生に様子を聞いたり、

直接様子を見たりすることで、



自分以外の視点を得ることができます。




②行動観察をすること



どうにかしようとせずに、

とにかく「観察」します。



人の行動には、

必ず「背景」と「結果」があります。



「なぜその行動をしたのか」は、

その子をよく観察することで

共通点が見えてくることもあります。



「いろいろな友達とトラブルを起こす」



よく観察してみたら、

同じシチュエーションだった!

ということもあります。



その場の行動だけで判断せず、

ちょっと待って観察してみる。

何か理由があるんじゃないか?と考えてみてください。




③家庭環境や生育歴を知る



今の時代、難しい所もありますが、

その子自身の背景を知っているのと

全く知らないのでは見方が全く違います。



おうちの人が共働きで、

夜遅くまで仕事をしていたら、

宿題の音読ができないこともあるでしょう。



兄弟が生まれたばかりで

お母さんがつきっきりなら、

持ち物の準備が遅れてしまうことも。



「興味をもつ」「知ろうとする」

ことが大切なんだと思います。




最後に、

✅今すぐ実践できること

をお伝えします。



それは、

「記録すること」です。



テストの点数や問題の出来は

すでにしている方も多いと思いますが、



「行動の記録」はどうでしょうか?



やり方は簡単です。

週の時間割って、どのクラスも立てますよね!



時間割のところに、

気になる行動があったら✔️

良い行動があったら○を書き入れます。



時間割は1週間分あるので、

1週間終わったらふりかえります。



その子の苦手な場面や得意なことが

共通点から見えて来るかもしれません☺️



いつもの時間割に

ちょこっと書き入れるだけ。



今から出来そうですよね✨



さて、いかがでしたか?

その子のことを深く理解するために、

一つでも役に立てれば嬉しいです💐




最後まで読んでくださって

ありがとうございました!




次回は

「支援計画の立て方」についてを

予定しています。

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